トランクルームでペットを飼うと犯罪になる!?魚や鳥はセーフ?

「空調設備が整っているし、ペットホテルより安い!」とペットをトランクルームに預けようとしている人はいませんか?生き物は絶対に預けることはできません!なぜダメなのか?預けたらどうなるのか?詳しく見ていきましょう!

トランクルームでペットは飼える?答えは「NO」です!

トランクルームの利用規約には保管できない「禁止収納物」があります。

この禁止収納物は、トランクルームによってそれぞれ設定されているものなので、例えば美術品などであればトランクルームによっては保管できる場合もあります。

ですが、どのトランクルームでも絶対に預けられないもののひとつがペットなどの生き物です!

ペットを飼うことはトラブルがつきもの!

トランクルームの話とは少し逸れますが、ペット可の賃貸物件での近隣とのトラブル原因ランキングはご存知ですか?

  • 1位:鳴き声などの騒音
  • 2位:オシッコの臭い
  • 3位:脱走
  • 4位:抜け毛

このように、ペットを飼育できるマンションでさえ、近隣とのトラブルは尽きません。

ペットに「人間のルールを守って臨機応変に行動しなさい」といっても、守ることはできません。
飼い主がしっかりと対策をしなければトラブルのもとになってしまいます。

ましてやペットが禁止されている場所で飼育するなどもってのほかです!
トラブルに発展しないわけがありません。

また、トランクルームは人が住むことを想定されていません。
それはペットにとっても同じことです。

それでも「バレなければ大丈夫」と飼い続けていたらどうなるのでしょうか?

ペットを飼っているのがバレてしまったら?訴訟や罰則を受けることになる!?

トランクルームでペットを飼っていたのがバレた場合は、まずはすぐに契約解除となり、強制退去になります!

ペット以外に預けていた荷物があれば、もちろんその荷物もすぐに引き取らなければなりません。

また、ペットを飼っていたことで傷や汚れがついてしまったり、ニオイがついてしまったのであれば、その修繕費用や賠償金額を請求されます!

最悪の場合、多大な被害を受けたとしてトランクルーム会社から訴訟を起こされる可能性もあります!

動物愛護法に違反する

「動物愛護法」という法律を耳にしたことがあると思います。

動物愛護法では「飼い主はペットして飼う動物を責任もって管理および愛護すること」について明記されています。

トランクルームという、本来ペットを飼育できる環境ではない場所でペットを放置するということは動物愛護法に違反します。

当然のことながら、違反すると50万円以下の罰金などの罰則があります。

動物愛護法の「動物」とは、「人が占有している動物で哺乳類、鳥類または爬虫類に属するもの」と定義されています。

「少しなら大丈夫?」その油断が大切なペットの命を奪う!

ペットは「ルールを守る」ということはできません。
鳴きたいときに鳴きますし、動きたいときに動きまわります。

特に犬や猫は飼い主の姿が見えない不安から、いっそうストレスがたまり、鳴き声も大きくなるでしょう。

劣悪な環境や窮地に追いやられる状況であればあるほど、動物は本能的な行動を起こします。
いくらしつけができた犬や猫でも、このような環境だと普段のしつけを守れないかもしれません。

また、空調完備のトランクルームであっても、ペットホテルなどとは違い、生き物を保管することは想定されていません。

そのため、もし空調の故障などがあって空調が緊急停止したとしても、すぐに復旧されるとは限りません。

そうなった場合、中にいるペットはどうなってしまうでしょうか?
ペットにとって厳しい環境になり、それが原因でペットが体調を崩したり、最悪の場合、命を落としてしまいます!

「旅行の間だけだから…」と、その少しの油断がペットの命を奪ってしまうのです!

犬や猫じゃなければ大丈夫?ハムスターは?小鳥は?魚は?

犬や猫は体も大きく、そのぶん鳴き声も大きく良く響きます。
また、足音などの騒音やオシッコによる悪臭のトラブルも起きます。

では、鳴かない動物やオシッコなどの心配がない動物はどうなのでしょうか?

ハムスター

ハムスターはほとんど鳴きません。
体が小さいため、ゲージに入れておけば足音もほとんど響くことはなく、気にならないでしょう。

ですが、ハムスターは体が小さいからこそ、ゲージの隙間から脱走することが十分考えられます。

脱走して他の荷物や、トランクルーム内の設備などをかじってしまう可能性があります。
荷物のなかに電気のコードなどがあった場合、そのコードをかじって感電死や火災の恐れがあります。

万が一、他の利用者のトランクルームに侵入した場合、トラブルになるのは言うまでもありません!

文鳥などの小鳥

鳥のなかには鳴き声が大きいものもいます。
そしてなにより、鳥は犬や猫と比べてしつけが困難です。

隠れて飼おうとしても鳴き声によって、簡単にバレてしまうでしょう。

また、冬の寒さやエアコンの冷気には弱い種が多いので、トランクルーム内の環境は鳥には不向きです。
羽が抜けかわる季節には、おびただしい抜け羽根が落ちてしまいます。

熱帯魚や金魚

「観賞用の熱帯魚や金魚を飼いたいけど、家に水槽を置くスペースがない」
「魚なら騒音なんてないし、トランクルームにおいても大丈夫だろう」

そう思う人もいるかもしれません。
ですが、熱帯魚や金魚も生き物なのでトランクルームには預けられません!

魚を飼うときにもっとも重要なのは「水質管理」です!

定期的な水の交換や水槽の手入れが必要です。
また、魚は水中で生きるという性質上、病気が発生すると伝染しやすく、病気の魚は速やかに隔離しなければいけません。

それら作業中に水槽を誤って倒してしまったら漏水被害などの大問題を引き起こしてしまうかもしれません!

トランクルームに様子を見に行けないからと放置したことで水草が増殖したり、水草や魚の死骸が腐って悪臭を引き起こすことも考えられます。

使わなくなった水槽をトランクルームに保管するのは、もちろん全く問題ありません!

カブトムシなどの昆虫類

例えば、カブトムシの繁殖にトランクルームを利用した場合は、どうなるのでしょうか?

繁殖用の腐葉土の臭いが周囲からの苦情の原因になったり、腐葉土から出る水分がトランクルームを傷めてしまいます。

植物

植物も生き物に含まれるので、トランクルームに保管することはできません。

枯れたまま放置しておくと、悪臭や雑菌が増殖することになります。

ルールをしっかり守って、快適なトランクルーム活用をしましょう!

厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、ルールを守れないひとに生き物の命を育てる資格はありません。

  • 「鳴かないようにしつけしてあるから大丈夫」
  • 「旅行の間だけだから問題ない」
  • 「バレなかったら大丈夫」
  • 「引っ越して飼えなくなったから」

このような飼い主の自分勝手な考えで生き物の命を危険にさらすことは、許されることではありません。

すでにお話した通り、生き物を粗末に扱うことは「動物愛護法」に違反します。
法律に違反すると、当然のことながら罰則を受けます!

あまりにひどい場合は、「虐待」とみなされ告発されるかもしれません。
そうなれば刑事事件となり、犯罪をおかしたことになってしまうのです。

トランクルームはたくさんの人が利用しています。
保証人が不要だったり、審査が簡単で手軽に利用できることもトランクルームの大きな魅力です!

ひとりがルールを破ってしまうと、そのせいで、多くの人に不自由な思いをさせてしまうことになります。
もしかしたら審査基準が厳しくなってしまって、気軽に利用できなくなってしまうかもしれません。

ルールを守って、トラブルなく気持ちよく利用しましょう!
大切に使ってくれる利用者には、スタッフやほかの利用者から思わぬお得情報を教えてもらえたりするかもしれませんよ!

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