「トランクルームの防湿対策×防虫剤」で衣類や人形を守ろう!

トランクルームの防湿対策と防虫剤の効果のダブル効果で、虫食いから大切な荷物を守りましょう!防虫剤を使うときの注意点と選びかたについてご紹介します!

防虫剤の使用はトランクルームも推奨!防虫剤を上手に使いこなそう!

「防虫剤を使用すると預けている荷物をしっかり守ることができます」

実は、トランクルームの会社ホームページでこのように記載しているところは意外とよく目にするんです。

むかしながらの防虫剤の効果は、トランクルームも推奨するほどです。
防虫剤の正しい使い方を一緒に見ていきましょう!

用途によって使い分ける

防虫剤は、その種類によって成分がちがいます。
また、用途によって最適な薬剤の種類や量、薬剤の効き方と広がり方が研究されて作られています。

たとえば、衣装ケース用の防虫剤をクローゼット用として使うと、防虫成分がクローゼット内全体に行き届かないうちに揮発してしまいます。

クローゼットは衣装ケースよりも防虫範囲が広いため、広い空間にも十分に防虫効果が行きわたるように、適した薬剤や量が使われているのです。
逆に、衣装ケース用は薬剤が必要以上に広がらないようになっています。

このように用途に合わせて適切な防虫剤を使うことで、預けた荷物をしっかりと守ることができます!

成分は主に4タイプ

防虫剤の成分は、主に4つあります。
成分によって効果を発揮する用途は異なります。

  • パラジクロロベンゼン
  • ナフタリン
  • 樟脳(しょうのう)
  • ピレスロイド系(エムペントリン)

これらの成分以外にも、使用する場所ごとなどさまざまな種類があります。
クローゼット用のなかでもウォークインクローゼット用など、さらに細かく分類されています。

用途に合わせた使い方をすると、防虫剤の効果をしっかり発揮できます!

即効性のパラジクロロベンゼン

パラジクロロベンゼンの防虫剤の特徴は「効き目が早いこと」です。
ウールなど虫のつきやすい衣類に適しています。

防虫剤が気化するスピードも早いので、取り換え時期も早いものが多いです。

パラジクロロベンゼンは効き目が最も早いですが、金箔・金糸・銀糸を変色させる恐れがあります。
そのため、人形類や革製品、ラメ製品などへの使用はおすすめできません!

コミックなどの本にも防虫剤が使える!?

コミック本や書籍をトランクルームに保管する人はとても多いです。
収納物ランキングでも衣類に次いで2位にランクインするほどです。

本は、衣類と同じく繊維からできています。
そのため、本を食べる虫にも衣類用の防虫剤が使えるということです!

本を入れているケースのフタに貼っておくなど、防虫剤が本に直接触れないように工夫しましょう!

雛人形にはナフタリンが最適!

ナフタリンは、「効き目がゆっくりと持続する」のが特徴です。
ナフタリンの防虫剤の有効期限は比較的長く、「1年」というものが多いです。

そのため、雛人形など1年に一度しか使わない出し入れの少ないものには、ナフタリンの防虫剤が適しています!

有効期限が1年のものであれば、雛人形を取り出して、また保管するときに防虫剤を交換すればいいので、「気が付いたら防虫剤の有効期限が切れた」ということを避けることができます!

正しく使わないと効果はゼロ!?逆に劣化を引き起こすことも!

「防虫剤を使っていたのに、虫食いに遭った」という経験はありませんか?

防虫剤は正しく使わないと効果を発揮しません。
防虫剤を使うときは、次のことに注意しましょう!

  • 衣装ケースを密閉しているか
  • 防虫剤を一番上に置く
  • 衣類を詰め込み過ぎない
  • 使用期限が過ぎた防虫剤は使わない
  • 防虫剤の容量を守る

防虫剤は防虫成分を拡散させて効果を発揮します!
特にタンス用や衣装ケース用の場合、すき間があるとせっかくの防虫成分が外に出て行ってしまいます。

きちんと密閉して、十分に効果を発揮させましょう!

防虫剤を入れた衣装ケースをしっかり密閉しておくと、収納スペース内へ防虫剤のにおいが漏れる心配もありません!

コンテナタイプでの注意点

屋内型では定温が保たれているところがほとんどですが、コンテナタイプは屋外での保管になります。

そのため、日光を受けてコンテナ内は高温になることがあり、防虫剤が衣類などに直接触れるように置いておくと薬剤が溶け出してシミや劣化の原因になってしまいます!

コンテナタイプで防虫剤を使う際は、衣装ケースのフタに防虫剤を貼りつけて、衣類に直接触れないようにするなどの対策がオススメです!

専用のものを使う

最初のほうでもお話しましたが、防虫剤は用途によって成分量や効き目が少しずつ異なります。

そのため、記載している用途と異なる使い方をすると効果を発揮しない場合があります。

大げさな話ですが、例えば衣装ケース用を2畳のトランクルーム全体の防虫用に使用するとします。
衣装ケース用は、衣装ケースのようなとても小さな空間での防虫用に開発されているので、2畳もある広い空間を網羅することは想定されていません。

そのときは、ウォークインクローゼットのような広い空間での防虫を目的に開発されたものを選びましょう!

逆に、広い空間用の防虫剤を衣装ケースで使用すると、薬剤の量が多すぎて衣装ケース内の衣類や荷物のシミになってしまうこともあります!

圧縮袋でも虫食いの可能性がある!

「収納スペースを確保するために、衣類や布団を圧縮袋に入れている」という人も多いでしょう。
圧縮袋はその名の通り「圧縮」して収納するのですから虫食いとは無縁なイメージです。

ですが実は、圧縮袋でも虫食いは起こってしまいます。
そのため、圧縮袋に入れる前に「天日干し」などしっかり衣類のケアをして防虫対策をしましょう!

「圧縮袋の中に防虫剤を入れたらいいのでは?」
答えはノーです!
圧縮袋の中に防虫剤を入れてはいけません。

防虫剤も圧縮されてしまって、防虫剤と接している部分に薬剤が集中して変色や変質、におい移りの原因になってしまいます!

圧縮袋に防虫効果がついているグッズもあります!

こんな使い方はとても危険!防虫剤の間違った使用方法は体調不良にも!?

防虫剤にはさまざまな薬剤が使われています。
「薬剤」ですから、その取扱いや使用方法しっかり注意しなくてはいけません!

2種類以上を一緒に使う

防虫剤には主に4つの成分があります。
同じ空間で2種類以上の成分を併用する場合は注意が必要です!

4つの中で、「ピレスロイド系」の防虫剤は唯一、他の3つのどの成分のものと併用しても問題ありません。
逆に言えば、それ以外の防虫剤は他の成分のものと併用してはいけないということになります。

併用すると成分同士が化学反応を起こして薬剤が液体となって溶け出します。
そして、その溶け出した液体が衣類や人形に付着して、シミや劣化の原因になってしまいます。

化学反応によって有毒なガスが発生する可能性もあり、大変危険です!
防虫剤の箱に記載されている説明文をよく見て、成分を確認しましょう!

去年とちがう防虫剤

防虫剤の使用期限は長くて「1年」というものがほとんどでしょう。

交換時期がきて、「去年使っていた防虫剤の在庫が切れてしまった」と、去年とは違う成分の防虫剤で代用しようと思うかも知れません。

さきほどお話した通り、去年使っていた防虫剤や今年使おうとしている防虫剤が「ピレスロイド系」であれば問題ありません。
ですが、それ以外の場合は注意が必要です。

防虫剤の期限は切れていて、その防虫剤に防虫効果はないでしょう。
しかし、防虫剤を使用した空間には防虫成分が残っていることがあります。

その空間で別の成分を使用するとどうなるのでしょうか?
2種類の防虫剤を一緒に使っていることと同じことになります!

大量に使う

「防虫剤をたくさん入れたら、虫食いから守る力も強くなる!」と思いがちですが、それは大きな誤解です!

むしろ、防虫剤を大量に使うことは体調にも影響してしまう大変危険な使い方です!

防虫剤の分子はとても小さいです。
それは、衣類の繊維の隙間など隅々に行きわたって虫から守るためです。

ですがそれは同時に、人体にも容易に入り込むということです。
もちろんその危険性も想定して防虫剤が開発されているので、人体に影響がないよう使用量がしっかりと明記されているのです。

そのため、その使用量を超えた量を使うと人体に影響を及ぼす危険性があります!
少量でも中毒を起こす危険がある薬剤もあります。

「頭痛・めまい・吐き気」などの症状を発症してしまうこともあるので、防虫剤は必ず決められた分量だけ使用しましょう!

運送サービスでも虫食いが心配!?防虫剤を入れてから預けましょう!

運送サービスを利用するときにも、虫食いが心配な場合は防虫剤を使用しましょう!

運送サービスは保管料が格安なかわりに、荷物を一括で倉庫内保管をしているため、預けている期間中は開封ができないところがほとんどです。
そのため、防虫剤を使用したい場合は集荷前にあらかじめ箱の中に入れておきましょう!

★トラブルを防ぐために、防虫剤を入れてもいいかを前もって担当者に確認しておきましょう!

衣類害虫はジメジメがお好き!?湿度管理と防虫剤のダブル効果で衣類害虫をノックアウト!

衣類や人形の虫食い被害をもたらす「衣類害虫」は、湿度60%以上のジメジメした場所が大好きです!

屋内型トランクルームは「定温定湿」を強みとしている会社が多くあります。
それほど、「湿度管理」というのは荷物を守るうえで欠かせない条件です。

屋外型でも通気口などを工夫して、湿度管理にこだわりをもっているところもあります!

衣類や本など、屋外でも管理できるものはコストの低い屋外型で保管したいものです。
そんなときに防虫剤を上手に使って、衣類害虫をノックアウトしましょう!

より一層安心して、トランクルームに荷物を預けられると嬉しいですよね!

防虫剤を使用する場合は、あらかじめ担当者に相談しましょう!

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宅トラは宅配とトランクルームが合体したクロネコヤマトの新しいサービスです!自宅にいながら運搬と保管をWEBで指示するだけ!受け取る場所は外出先でもОK!

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