トランクルームにカビができた!預けた荷物を守るテクニック!

トランクルームにもしカビができたら、会社から補償はしてもらえるの?自分でできるカビ対策には消毒用エタノールが効果的!カビを防ぐ簡単な方法もご紹介します!

結露や雨漏りなどが原因のカビは補償される場合がある!

トランクルームを契約する際には、契約に関する約束ごとが記載された約款と言う書面が渡されます。
約款において、「トランクルーム運営会社の荷物の保管管理が万全であれば、荷物の損害については補償されない」と規定されている場合が多いです。

つまり、荷物自体にカビが発生するような要因があれば、損害について補償されません。
荷物を預けるにあたっては、利用者側にも十分な注意と管理が必要とされるということです。
カビの原因が、結露や雨漏りなどトランクルーム管理上の欠陥であった場合のみ、トランクルーム運営会社から荷物の損害について補償されます。

会社によって補償内容が異なるので、あらかじめ会社に確認しましょう。

カビができてしまったら、「消毒用エタノール」で殺菌しましょう!

カビには市販のカビ取り剤の成分でもある「塩素系漂白剤」や「消毒用エタノール」が効果的です。

塩素系漂白剤の主成分は、次亜塩素酸ナトリウムというもので、カビの色素を分解して、漂白する作用があります。

消毒用エタノールは殺菌作用を持っているので、カビがいる場所をエタノールでふき取れば、カビを死滅させることができます。
エタノールには漂白成分はありませんが、乾きやすいという性質があるので、仕上げとしてふき取るときに使用するのがオススメです。

ただし、ふき取る場所の材質によって使えない場合があるので注意が必要です。

  • 発砲スチロールなどのスチロール製品
  • フローリングなどニス塗料のしてあるもの
  • 革製品

トランクルームの内部の素材によっては、カビ取り剤やエタノールを使えない場合があります。
トラブル回避のため、事前にトランクルーム会社に確認しておくと安心です。

カビ取りをする際は、必ず会社の許可を取ってから行いましょう。

やってはいけない!こんなカビの取り方していませんか?

カビを見つけたときついやってしまいがちな方法ですが、実はそのやり方は間違っているかもしれません。
間違ったやり方をすると、カビを除去するどころか、逆に発生を手助けしてしまうことにもなりかねません。

かたいブラシでごしごしこする

しっかりカビを取りたいからと、思わず強くごしごしとこすりたくなりますが、実はこれは逆効果です。
強くこすってしまうと壁の表面が傷ついてしまうだけではなく、ギザギザになった壁の傷口にカビが入り込んで、ますます取れにくくなってしまいます。
また、強くこすることでカビを奥まで押し込んでしまうことにもなりかねません。

水ぶきをする

カビは湿度を好むため、水ぶきで水分を与えることは繁殖を促していることになり、逆効果です。
「汚れたぞうきんを濡らして拭く」という対策は、ホコリや汚れが栄養になるカビにエサを与えているようなものなので、もってのほかです。

からぶきをする

水ぶきがダメなら乾いた布で拭くのはいいの?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、乾いた布やぞうきんで拭くのはもっとやってはいけないことです。
乾いた布でふくとカビを除去できないどころか、カビを空気中にまき散らしてしまいます。
まき散らされたカビは、またそこから新たに繁殖を始めるという負の連鎖におちいります。

カビ取りスプレーを多用する

カビ取りスプレーは繁殖力の強いカビを除去する目的なので、成分が強力なものが多いです。
そんなスプレーを多用すると、カビだけではなく、ほかの菌も除去してしまいます。
そうなると、カビにとってはライバルがいない状態になるので、難なく繫殖できる状況となります。

間違った方法で除去すると、逆にカビを繁殖させてしまうので注意しましょう!

カビの発生条件は「温度・湿度・栄養分・空気(酸素)」の4つです。

空調設備が整っていたとしても、なぜカビが発生するのでしょうか?
カビの胞子は、空気中のどこにでも漂っています。
つまり、カビの発生条件がそろえばどこでも発生します。

カビが発生する温度と湿度

カビが発生しやすい温度は20度~30度で、特に25度前後で発生が活発になります。
低温度でも発生するため、冷蔵庫の中でもカビが発生します。

多くのカビは湿度が80%以上から発生し、92%以上になると一層盛んになります。
カビによっては湿度65%以上という低い湿度でも発生するカビもいます。

カビにとっての栄養分

人間の栄養とはちがい、カビにとってはホコリや汚れがエサとなります。
また、ビニールクロスや畳、塗料や接着剤も栄養分として吸収されます。

カビの発生には空気が必要

カビが発生するためには、空気(酸素)が必要です。
人間が普段生活している酸素の量と同じか、それ以上の量の酸素があれば育ちます。
コートなどの衣類を収納するとき、脱酸素剤を入れておくのは、カビの繁殖を防ぐためです。

カビができる季節

「カビは梅雨時期に発生する」と思っている方は多いのではないでしょうか?
でも実は、冬でもカビは発生します。
その原因は結露です。
冬にできる結露は湿度を好むカビにとってとても快適な環境です。
結局のところ、カビは一年を通してすべての季節で発生します。

カビがもたらす健康被害

空気中のカビを吸い込むと、次のような病気にかかる恐れがあります。

  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎
  • 夏型過敏性肺炎
  • シックハウス症候群
  • アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

カビによって起こる症状や病気は、主に咳であることが多いです。

カビ対策は梅雨時期だけでなく、年中行うことが大切です。

カビを予防するには?自分でできる簡単防カビ対策はこちら!

換気をこまめにする

「換気をする」ということは、カビ対策の基本です。
換気をすることで部屋内の空気が循環し、湿気をたまりにくくします。
カビの発生を防ぐには湿気をためないことが何より大切です。
なかなか換気をする機会がないという方には、除湿シートや除湿剤の使用もオススメです。

清潔に保つ

カビはホコリや汚れをエサとして成長します。
逆に言えば、えさであるホコリをできるだけなくし、トランクルームの中を清潔に保っていれば、カビの成長は抑えられます。
荷物と荷物の隙間や、トランクルームの四隅のホコリにも気にしながら、こまめに掃除するようにしましょう。

エタノールを使う

エタノールはカビを除去するときに効果的だとご紹介しましたが、カビの予防にも力を発揮します。
その方法は簡単で、掃除をしたあと、気になるところにエタノールスプレーをふきかけておくだけです。
エタノールスプレーは、エタノール:水が2:8の割合で作ることができます。

荷物を壁に密着させない

壁に荷物を密着させておくと、壁と荷物の隙間に湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。
空気の通り道を作るように、壁から少し距離をあけて荷物を置くようにしましょう。

掃除と換気に気を配ることが防カビへの近道です。

クロネコヤマトの新サービス「宅トラ」はWEBで指示するだけ!

宅トラは宅配とトランクルームが合体したクロネコヤマトの新しいサービスです!自宅にいながら運搬と保管をWEBで指示するだけ!受け取る場所は外出先でもОK!

  • 月額4,980円から利用可能!
  • 空調完備で定温定湿の倉庫内で保管!
  • 自宅からWEBで運搬・保管の指示をするだけ!

当サイトおすすめはトランクルーム業界No.1「キュラーズ」!

キュラーズは「顧客満足度ランキング8年連続1位」の実績をもつトランクルームです!大切な荷物を預けるなら、安心して預けたいものです。まずは見学して、その目で確かめてみてください。クオリティの高さに驚くこと間違いなしです!

  • 敷金・礼金0円
  • 最新セキュリティシステムの導入
  • 即日利用・短期利用ОK
  • 美術館クラスの空調管理
  • 清潔さに自身をもつ館内