きっかけは東日本大震災!防災意識の高まりで需要が一気に増加!

災害に遭ったときのリスクを分散するため、「大切なものは一ヶ所にまとめず数ヶ所にわけて保管しておくべきだ」と言われています。東日本大震災をきっかけに、トランクルームを防災用の保管庫として利用する人が増えています!

首都直下型大地震・南海トラフ地震はもう目の前!?家財の分散で防災対策を!

まだ記憶に新しい東日本大震災の発生は、日本にとどまらず世界中の人々が大きな衝撃を受けました。
この東日本大震災によって、たくさんの命が失われました。
そして、多くの家屋が跡形もなく崩れ去り、快適な生活の基盤が失われました。

この震災を受け、改めて必要性が叫ばれたのは「リスクマネジメント」です。
災害の「リスクマネジメント」とは、大切なものを一ヶ所にまとめておかず、数ヶ所に分散して保管しておくことで、災害による家財の損失を最低限に抑えるというものです。

そのことから、家以外に家財を保管しておける場所としてトランクルームが注目されているのです。

  • 大事な家財の消失リスクを分散させるため
  • 防災グッズや非常食などの備蓄倉庫として
  • 被災した家屋の建て替え期間中の荷物置き場として
  • 引越し先が被災したため、荷物の一時保管場所として

トランクルームは家屋と同じか、それ以上に頑丈な耐久性を持っています。
東日本大震災をきっかけに、トランクルームで防災用グッズや大切な家財などを保管する人が急増しています。

また、被災した人が家から持ってきた荷物を一時的に保管するという使い方もされています。
避難所に荷物を置いておくわけにはいかないですし、ある程度復旧が進むまで、一時的に置いておける場所があるのはとても助かります!

リスクマネジメントは災害後の生活や気持ちの大きな助けになる!

災害で家屋が倒壊したとしても、リスクマネジメントで家財を守ることができていれば、災害後の生活や気持ちの面で大きな助けになります。
災害で心身へダメージを受けている中でゼロからスタートするのは並大抵のことではありません。

「備えあれば憂いなし」

その言葉通り、事前の備えが大きな力になります!
リスクマネジメントで、もしもの時のためにしっかりと備えておきましょう!

震源から遠いから安心?いいえ、「液状化現象」によって家屋ひとつ簡単に崩壊してしまいます!

あの東日本大震災で「液状化現象」という言葉を初めて耳にした人も多いのではないでしょうか。
実は、液状化現象は東日本大震災以前から注意喚起されている現象です。

震源から遠く離れた場所でも、「液状化現象」によって多くの被害をもたらします。

  • 埋立地などの緩い砂地盤
  • 地下水位が浅い
  • 震度5以上の大きな揺れ

液状化現象は、以上の条件が揃うと発生する可能性が高くなると言われています。

液状化現象の規模によっては、公営団地のような巨大な建物でも簡単に倒壊してしまいます。
このように、震源地から離れていたとしても、家屋が倒壊する危険性は十分に考えられます。

つまり、日本中どこでも家屋倒壊の危険性があるということです。
リスクマネジメントで大切な家財を守りましょう!

家に帰れるのは3日後!?運行開始までの地獄の3日間をどう乗り切るか!

30年以内に首都直下型地震や南海トラフ地震などの大地震が発生すると予想されています。

地震で恐ろしいのは、大きな揺れや津波などによる家屋の倒壊です。
その家屋の崩壊に備えてトランクルームは大きな力になるとお話しました。

ですが、トランクルームの災害時の活用法はそれだけではありません!

帰宅困難者の発生

震災で危惧されるのは帰宅困難者の発生です。

震災の影響で鉄道の多くが運行を停止し、道路も大規模な渋滞が発生することによって、通勤および通学している人たちの帰宅手段が絶たれてしまうのです。

東日本大震災では、首都圏において約515万人(内閣府推計)にも及ぶ帰宅困難者が発生しました。
四国4県の人口が約400万人と言われているので、この数がどれほどの規模かお分かりになるのではないでしょうか。

帰宅困難者は、決して他人事ではありません。

3日間は帰れない?

大規模地震が発生すると、鉄道や地下鉄などの交通機関は少なくとも3日間はストップするといわれています。
また、ガイドラインでは行政機関等は地震発生後3日目までは救命救助活動や消火活動を優先に対応し、発災から4日目以降に帰宅困難者への対応へ移行していくとされています。

つまり、それまでは自力で行動しなければなりません。
ですが地震の場合、余震や倒壊の危険があるため、自己判断による帰宅行動は大変危険です!

かと言って、帰宅困難者であふれかえった場所に居続けるわけにもいきません。
例えばそれが、晴れている日や、天候が穏やかな季節ならまだ乗り切れるかもしれません。
雨の日や真夏、真冬だとしたら、想像するだけでも恐ろしい状況です。

ましてや梅雨の時期だと、帰宅困難者が集まる場所は人の熱がこもって想像しただけで気分が悪くなります。
そんな場所で3日間も箱詰め状態では、精神的にも身体的にも参ってしまいます。

被災時の安息の場所

被災して心身ともに参っているなかで、少しでもほっとできる「避難所」があるのは精神衛生上とても救われます。

首都圏のトランクルームは、もともと利便性の観点から駅から徒歩圏内に設置されているところが多くあります。

たとえば、職場の近くにトランクルームを借りておくと、もし被災して帰宅が困難になってしまっても、そのトランクルームに駆け込むことができます。

屋外型のコンテナタイプのトランクルームだと、扉の鍵を電気で制御しているわけではないので、停電していても安心して利用できます。

倒壊の危険があるため、大きな建物の付近は通らないようにしましょう!

災害を意識した防災設備のトランクルーム

屋内型のトランクルームも被災時に活用できるのでしょうか?
実は、災害対策をしっかり行っている屋内型トランクルームが存在します!

  • 扉の鍵は電池式を採用
  • 非常灯の設置
  • 最新耐震基準を満たしている

など、もしもの時に備えた防災対策に力を入れているところがあります。

また東日本大震災で帰宅困難者が問題になったことから、「帰宅支援対象道路」というものが指定されました。
その「帰宅支援対象道路」に面した場所に立地しているというトランクルームもあります。

防災グッズの必要なものチェックリスト!飲料水だけでも7ケースも必要!?

防災グッズを家と分散して保管しておく重要性はお分かりいただけたと思います。
では、実際何を保管しておくと安心なのか?

一覧のチェックリストをご紹介していますので、防災グッズを用意するときの手引きにぜひご活用ください!

  • 飲料水(3~7日分)
  • 非常食(3~7日分)
  • マスク
  • 簡易トイレ(60枚~70枚)
  • 着替え
  • ポリ袋(大・中・小の各50枚)
  • トイレットペーパー
  • 消毒用ウェットティッシュ
  • 洗面用具
  • 毛布
  • 懐中電灯
  • 常備薬
  • 軍手
  • 運動靴
  • 使い捨てカイロ
  • 座布団・クッション
  • ラップ
  • ダンボール
  • キャスター付き旅行バッグ
  • 梱包用ロープ・ひも
  • ヘルメット
  • ソーラーパネルと充電池
  • 布のガムテープ
  • 筆記用具
  • 簡易浄水器
  • 自転車

女性や小さなお子さんなどがいる場合は、生理用品、オムツも多めに用意しておきましょう。

ざっと挙げただけでもかなりの量です。
これらをそれぞれ、家族の人数分だけ用意しておかなくてはいけません。
4人家族だと、飲料水だけでも7日分で「84リットル必要」ということになります。

これをすべて置いておけるスペースを家もしくは家以外に確保しておくのは、かなり難しいことです。
月に数千円で、もしもの時の備えをしっかりしておけるなら、防災対策にトランクルームを使う人が増えるのもうなずけます!

アウトドア好きな人に朗報!?

バーベキューコンロ、寝袋などキャンプ用品一式も災害時にとても重宝します!
アウトドア好きの人は、「普段家に置いているけど場所を取って困る」と思っているかもしれません。
トランクルームに保管しておけば、「収納の悩み解決」と「防災」の一石二鳥です!

「バーベキュー用に置いていた荷物が災害のときに役に立った!」という時が来るかもしれません。

ガスボンベなど可燃性のものは保管できない場合があります!

自転車は折り畳み式がおすすめ!

災害時は車や徒歩での移動は大変です。
そんなとき自転車があれば、ちょっとした移動も助けてくれます。

保管しておく自転車は折り畳み式が断然おすすめです!

借りているトランクルームが2階以上の場合で、エレベーターが止まってしまった場合、1階まで階段を使って荷物を降ろさなければいけません。

運びやすさと軽量という面で折り畳み自転車が推奨です!

「折り畳み式自転車を持っていない!」という場合は、屋外型を借りるのもひとつの手段です!

折り畳み式に加えて、荷台付きの自転車だとなお便利です!

地震だけじゃない!「火災」の防災対策をしているかも重要ポイント!

災害はもちろん地震だけではありません。
もし火災が起きてしまったときの防災対策をしているかも、大切な荷物を預ける上でとても重要なポイントです。

消防検査をしているか

  • 安全に避難する経路が確保できているか
  • 停電時、誘導灯が正常に点灯するか
  • 消火栓・消火器が的確な位置に配置されているか

消防検査では、消防法に基づいた上記の項目などを確認する検査が行われます。

消防設備点検をしているか

火災の備えとしてしっかり設備があったとしても、その設備がきちんと作動しなければ意味がありません。
消火器、火災報知器、消火栓、誘導灯などの消防設備を定期的に点検していいるかどうかは重要です。

消防検査や消防設備点検を定期的に行っているところは、防災意識が高いといえるでしょう!

避難所生活は想像を絶する過酷さ!被災後の生活を守るのは、家財の分散や備蓄品の確保!

いつ災害に遭うかは誰も予想ができません。

災害に遭うこと自体もとても大変ですが、もっと大変なのはそのあとの生活です。
災害の直後で、まだ被災した傷が癒えないなかでも生活をしていかなければなりません。

国や都道府県の被災支援はありますが、残念ながら、すぐに支援物資が届くわけではありません。
避難所生活は、不自由でプライバシーもない、想像を絶するほど過酷な生活です。

リスクマネジメントで被害を最小限にすることで、被災後の生活の質を上げ、元の生活に戻す大きな架け橋になります。

防災の一番の目的は、被災後の生活を豊かにすることで心と体の健康を維持し、1日でも早くもとの生活に戻すことです。

すでに利用しているトランクルームの荷物と一緒に置いたり、防災グッズ用にロッカータイプなどの小さなトランクルームを借りたり、活用の仕方は様々です!

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