
雨水が浸み込んで荷物が濡れた!漏水被害に遭ってしまったら?!
「雨が降ったあとトランクルームに行ってみると、中に水が!」というトラブルは意外と耳にします。漏水の原因は、雨以外にもさまざまです。そんな漏水被害に遭ったときの対処法と注意点をご紹介します!
漏水を見つけたら、まずはすぐ担当者に連絡しましょう!
トランクルームに預けている荷物の被害の有無にかかわらず、漏水を確認できた時点ですみやかに担当者に連絡しましょう!
濡れてしまってはこまる荷物があれば濡れないよう避難させておきましょう。
漏水の原因がトランクルーム側にあるのかどうかによって、補償の内容が変わります。
そのため、まずは担当者に漏水が起こっている現場をきちんと見てもらいましょう。
漏水の補償に関する契約の中身をしっかり把握しましょう!
「契約しているトランクルームは漏水も補償してくれる保険にはいっているから大丈夫!」
本当にそうでしょうか?
倉庫会社運営のトランクルームは原則、火災保険への加入が義務づけられています。
保険会社にもよりますが、その火災保険に「漏水補償についても補償される」と記載されていることもあります。
特約で漏水補償をつけているところもあります。
ですが、安心するのはちょっと待ってください!
建物内外の給排水設備に生じた事故?
実際に、漏水補償に関する記載を見てみましょう!
「建物内外の給排水設備に生じた事故による水漏れを補償します。」
と記載されています。
ではこの「建物内外の給排水設備に生じた事故」とは一体どういうことなのでしょうか?
これは、水道管や排水管、給水タンクなどの給排水設備に起きた事故のことを指します。
屋内型のトランクルームは建物内の収納スペースなので、大きな建物になればなるほど水道管や排水管が通っています。
そのため、自分が借りているトランクルームの上部を通っている水道管や排水管が破損して水漏れ被害を受けたという場合、水道管や排水管の劣化や破損によって起こる漏水被害となるので、損害を補償してもらえることになります。
屋外型コンテナタイプの場合
屋外型の場合はどうでしょうか?
屋外型といわれるコンテナタイプが置かれているのは屋外ですので、収納スペースの上部に水道管や排水管が通っていることはありません。
「水道管・排水管が原因で漏水被害が起こる」ということはほぼないと言えるでしょう。
屋外型で漏水が起こる原因のほとんどはメンテナンス不足によるコンテナの劣化および亀裂からの雨漏りです。
この場合、トランクルーム会社の過失となるので、損害は補償されます。
ですが、残念ながら過失を認めない会社も少なからず存在します。
会社のメンテナンス不足を証明することは難しいことです。
訴訟となると、余分な時間と体力を消耗してしまいます。
そうならないためにも、トラブルにもきちんと対応してくれる安心できるトランクルーム会社を選びましょう!
契約の種類もあわせてチェック
漏水被害に遭ってしまったときの補償内容は契約の種類によっても変わることがあります。
契約の種類には「賃貸借契約」と「寄託契約」とがあります。
これは、契約するトランクルームを管理している会社が不動産会社か倉庫会社かによってわかれます。
賃貸借契約では基本的に、保管している荷物に対して責任を負いません。
あくまで保管している荷物の管理義務は契約者本人となります。
そのため寄託契約とは違い、火災保険への加入は義務ではありません。
それにともなって、漏水に関する保険にも加入していないことがあります。
とはいえ、賃貸借契約でも会社側に原因がある場合は補償されることもあります。
その際は保険内容ではなく、会社側の過失に対する補償の記載を確認するようにしましょう!
契約の種類にも着目しながら、補償される内容をきちんと確認してから契約しましょう!
他の利用者が起こした漏水被害に巻き込まれたら!?
トランクルームはたくさんの人が利用しています。
そのため、どうしてもトラブルを回避できないこともあります。
例えば、他の利用者が利用規約に反する保管できない荷物を保管していたとします。
それが原因で漏水被害が発生した場合、巻き込まれてしまうこともあります。
そんな事態が発生もしくは目撃したときは、迷わず担当者に連絡しましょう!
自分の預けている荷物を守るのはもちろん、快適に利用するために必ず報告しましょう!
利用者同士の解決は危険です
もし利用規約に反している場合は、退去となります。
その場合の補償については、賠償を請求できることもあります。
予期せぬトラブルに発展する可能性もあるので、利用者同士で解決せず担当者を通して解決するようにしましょう!
もし、預けている荷物が原因でこのような事態を引き起こしてしまうと、退去だけでなく、とんでもない賠償金額を支払うことになりかねません。
保管できないとされているものは絶対に預けないようにしましょう。
快適に利用するためにも、必ず利用規約は守りましょう!
事前の対策で漏水被害のリスクを最小限にしましょう!
漏水被害の原因のほとんどは、さまざまな要因によって引き起こされる雨漏りや水漏れです。
不測の事態の場合がほとんどなので、事前に防ぐことはとても難しいことです。
だからこそ、少しでも漏水被害のリスクを減らすために前もってできることをしておきましょう!
入口付近に荷物をおかない
これは屋外型の場合ですが、屋外型は外にあるコンテナなので、どうしても雨にさらされてしまいます。
ザーザーと降る程度の雨であれば心配はありませんが、台風による暴風雨では影響がないとは言い切れません。
横なぐりの雨で風向きによっては、入り口である扉やシャッターは隙間からどうしても雨が入ってしまうことがあります。
隙間をなくして密封状態にしてしまうと、今度は扉が開けづらいなど利便性に問題がでてしまいます。
雨が入ってきてしまっても影響を最小限にするため、入り口の扉やシャッター付近には荷物を置かないようにしましょう。
換気はこまめにしましょう
特に、雨が降ったあとはしっかりと換気をしましょう。
もし気付かないほどの雨水が侵入していた場合、きちんと乾かすことができます。
そのまま放置しておくと、コンテナのサビやカビの原因になってしまいます。
また漏水ほどではありませんが、冬場は結露にも注意しましょう。
結露を放置しておくと、カビや壁面の劣化に繋がります。
吸水グッズ
ガレージタイプなどは入り口がシャッターになっています。
シャッターはその構造上、下部から雨水が入ってきてしまうことがあります。
そんなときに置いておくと雨水を吸ってくれる便利な吸水グッズがあります。
台風の接近が予報されている前日などに置いておくと安心です。
契約する前にしっかり見学を!
もし漏水被害に遭ったとき、リスクを最小限にすることはできても、完全な防水処理をすることはできません。
家や倉庫のリフォームでも、あとから防水処理を施すのは難しいといわれています。
特に屋外型のトランクルームは、直射日光や雨風をうけるため、どうしても劣化してしまいます。
契約する前にしっかり見学をして、メンテナンスはしっかりされているか、サビやカビはないかを入念にチェックしておきましょう!
そして何より、漏水トラブルが起きたとき、どこまで対応してくれるのかを納得できるまで担当者に相談しましょう!
トラブル回避のためにも、契約前の見学はとても大切です!
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