骨董品や美術品を大切に保管しておくコツ、教えます!

骨董品や美術品は、その希少性や神秘的な魅力で人々を惹きつけます。コレクターも多いでしょう。しかし、その美しさを保っていくのは至難の業です。できるだけ長く骨董品・美術品を美しく守る保管方法をお教えします!

骨董品・美術品の保管方法を種別ごとにご紹介します!

骨董品や美術品はナイーブなものがほとんどです。
だからこそとても貴重で、その繊細さも魅力なのかもしれません。

せっかくのお気に入りのコレクションなので、できるだけ長く楽しめるように保管の際に気を付けておきたいポイントを種別ごとにお話しします。

茶道具(茶碗)

茶碗はほとんどが弱く、傷つきやすい材質です。
急激な温度変化に弱いので、できるだけ一定の湿度と気温で保管しましょう。

箱がある場合は、布で包んでからしまいましょう。
地震などの揺れによる衝撃を防ぐため、箱の四隅には綿や紙を入れておきましょう。

箱にしまう前は、カビの発生を防ぐため、しっかりと乾かしてからしまうようにしましょう。

陶器

「陶土」とも呼ばれ、土を主な原料として作られています。
土と聞くと頑丈そうなイメージですが、土の密度が低いため、強度はさほどつよくありません。
給水しやすいため、においやカビにも気を付けなくてはいけません。

また骨董品の場合、過ごしてきた年月で劣化しているので、取り扱いには特に注意が必要です。
また、割れ物ですので「落下」にはくれぐれも注意しましょう。

仏像などの彫刻品

彫刻品は木でできているので、湿度や気温などの変化があまりにも急激だと割れにつながります。
ストーブやエアコンの近くなどにはおかないようにしましょう。

ホコリが溜まった場合は濡れたもので拭かず、乾拭きで優しく拭きます。
細かい部分は筆などを使ってさっと掃くのがオススメです!

掛け軸

掛け軸の保管には湿度に特に気を付けましょう!
掛け軸は和紙でできています。
紙は湿気によってシミになったりカビの原因になります。
破れや破損などにも十分配慮して取り扱いましょう。

また、意外と盲点なのが「花粉」です。
掛け軸を床の間にかけている場合、掛け軸の前に花瓶をおいて花を飾っていることも多いでしょう。

花からの水滴や花粉などがつかないように注意が必要です。

装飾品・宝飾品

ほこりに気づいたらやわらかい布で軽く乾拭きをするようにしましょう。
決して強くこすってはいけません。

収納するときは種類や性質ごとに分けて収納するようにしましょう。
硬度の高い石が高度の低い石を傷つけるのを防げます。

また、品質を損なわないように手袋をするなど、素手では触らないようにしましょう。

絵画の保管は、湿気など4つのポイントに注意しましょう!

美術品の代表的なひとつといえば、絵画です。
パブロ・ピカソの「ゲルニカ」や、フィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」、ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」など、絵画に詳しくない人でも美術の教科書などで一度は耳にしたことがあるではないでしょうか。

お気に入りの絵画なら、できるだけ長く楽しみたいと思うものです。
しかしご存知のように絵画は、傷んだりカビが生えたりとてもナイーブです。

絵画を長く楽しむための4つのポイントをご紹介します。

湿度と温度

絵画の保管には通気性がとても大切です。
湿度が高すぎる場所に置いておくと、カビやサビが発生してしまいます。

日本画と油絵で多少の違いはありますが、絵画にとって最適な湿度は50%前後で、温度は20度前後といわれています。
湿度70%をこえるとカビがはえてしまいます。

これは人にとって快適な湿度と温度なので、人が快適に生活できる環境が絵画にとっても最適な環境だといえます。

直射日光

強い紫外線は絵画を傷つけます。
変色やシミなどの原因になるので注意しましょう。

直射日光を避けた、風通しの良いところに飾りましょう。

掛けたままの状態にしない

お気に入りの絵画は何年も何十年も飾っておきたいものです。
ですが、お気に入りだからこそ、長く楽しむために休ませてあげることも大切です。

室内照明やエアコンなどで少しずつ傷んでいきます。
季節ごとなどで絵画を変えて休ませてあげると、お部屋の雰囲気も変わって良いかもしれません。

たばこなどの煙

煙は絵画を最も早く劣化させる原因です。
たばこや、蚊取り線香などの煙に気を付けましょう。

また、エアコンなどの排気口の近くには飾らないようにしましょう。

額縁のお手入れ

額縁は宝飾品などと同じように、やわらかい布で優しく拭きましょう。

骨董品・美術品の適した保管場所と取り扱い方法は?

骨董品や美術品は、どれもとてもナイーブなものです。

そのようなナイーブな骨董品や美術品を保管するのに適した場所は、「年中24時間、一定の温度と湿度が保たれていて、ほこりの心配もなく、雨風と日光が防げるところ」ということになります。

自宅でそのような環境を確保するのは、なかなかできることではありません。
電気代などのコストを考えると、保管に特化した場所を借りるのが一番の近道ではないでしょうか。

骨董品・美術品に特化したトランクルームはこんなところ!

骨董品や美術品の保管に悩みを抱えている人は多いです。
そんな悩みに応えてくれるのが、骨董品・美術品の保管に特化したトランクルームです!

骨董品や美術品の保管に自信をもつトランクルームの特徴をご紹介します!

セキュリティを徹底的に重視

骨董品とは、希少価値のある古い美術品や道具のことを指します。
持ち主にとっては、盗難はぜったいに避けたいことです。

骨董品・美術品の保管を扱うトランクルームでは、24時間体制での警備や、監視カメラ、人感センサーの搭載、入退館の厳重なチェックなどセキュリティを徹底的に重視しています。

美術品に適した空調管理を徹底している

温度は20度前後、湿度は50%前後で保たれているので、ナイーブな骨董品や美術品も安心です。
季節に関係なく、年中を通して温度変化を心配する必要がなく、安心して預けられます。

耐震耐火構造

大切な骨董品などを守るため、ほとんどが耐震耐火に自信をもっています。
地震大国の日本では、トランクルームの耐震性に着目することも大切です。

料金の仕組み

スペースごとに料金設定をしているものから、骨董品1点ごとに料金設定をしているところなど、料金の仕組みはさまざまです。
保管したいコレクションの量や、保管方法で工夫して、目的に合った使い方をしましょう。

トランクルームによってそれぞれの強みがあるので、目的に合ったトランクルームを見つけましょう!

美術館が骨董品や美術品の保管をしている!

トランクルーム会社ではなく、美術館が骨董品や美術品の保管をしてくれるところもあります。
普段、美術品を多数取り扱っている美術館ですので、セキュリティの高さは言うまでもありません。

また、美術館の専任スタッフが管理を行うので、美術品の扱いに慣れているなど専門性には文句なしです!

しかし専門性が高い分、コストはかかってしまいます。

「コスト」と「専門性」のどちらを優先するかは目的によって決めましょう!

骨董品の状態をできるだけ長く守るために、大切に保管を!

骨董品や美術品には一言では言い表せない奥深い魅力があります。
歴史上の人物と深いかかわりのあるものもあります。
そういった歴史を感じさせてくれるのも、魅力のひとつでしょう。

量産できるものではなく、その希少性もコレクターの心を掴みます。

同じものが2つとはない貴重なものがゆえに、大切に保管して、できるだけ長くその輝きを保っていきたいものですね。

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