タンス預金が急増中!?トランクルームに現金は保管できるの?

「タンス預金」をする人が意外と多いのはご存知ですか?でも「タンス預金」は盗難がこわいし、セキュリティがしっかりしているトランクルームなら現金を置いておける?トランクルームに現金は預けられるの?そんな疑問にお答えします!

現金や権利書、宝石類などの貴重品は預けられない!?

大手トランクルーム会社でもほとんどのところが現金などの貴重品は預けられない、もしくは保険対象外となっています。
その理由のひとつは、トランクルームの手軽さにあります。

トランクルームは「誰もが気軽に利用できる便利な貸倉庫」です。
面倒な審査や手続きなしで、利用したいときにすぐ利用できるのが最大のメリットです。

裏を返せば、誰でも気軽に使える場所に大切な現金を預けてもいいのか?ということになります。

また、現金は物品とちがって、もともといくらあったのかが証明できないため、補償してもらうことは極めて難しいです。
旅行会社の保険でも、クレジットカードの盗難は補償されても、「現金は対象外」というところがほとんどです。

それほど、現金の証明は難しいのです。
ですが、現金は紙でできているので、火災などで燃えてしまったら、跡形もなく消えてしまいます。

現金以外にも、生き物や危険物などは預けられません!

普通預金の金利は0.001%!?金利の低さから「タンス預金」が増えている!

普通預金の金利がいくらかご存知ですか?
2017年の普通預金金利は三大メガバンクとゆうちょ銀行がともに「0.001%」で、金利が高いといわれる代表的なインターネット銀行でも0.02%が最大となっています。
1%にも満たない数字なのには驚きが隠せません。

バブル期には2%が当たりまえだったので、バブル時代を経験した人にとっては信じられない数値かもしれません。

金利が2%の時代は、「1億円預けていれば金利で食べていける」と言われるほど、預けていれば現金が増えるという状況でした。
しかし現在の金利は1%にも満たないという状況で、金利で現金が増えるなんてことはほぼありません。

では、銀行に大切な現金を預ける意味はあるのか?
銀行が倒産したら預けた現金はどうするのか?

こんな思いから現金を「タンス預金」する人が非常に増えています。

タンス預金をする場所

タンス預金の総額は、日本中でどれくらいの額になると思いますか?
日本の個人がもつ資産1752兆円のうち「78兆円」がタンス預金されているという調査があります。

日本中の資産のおよそ5%が各家庭のタンスに保管されているなんて驚きです!

タンス預金が増えているからか、「タンス預金をする場所調査」というものもあります。

  • 屋根裏部屋
  • 物置、押入れ、タンス
  • ベランダ、庭、庭の倉庫
  • 本棚
  • 冷蔵庫
  • 仏壇
  • 机の引出し
  • ベッドの下
  • 台所

どれを見ても王道な隠し場所という感じです。
王道ということは、泥棒も狙いをつけやすい場所ということです。

タンス預金が増えているのは、銀行にはないメリットがあるから?

タンス預金をするのはメリットとデメリットをきちんと知ってからにしましょう!
まずはメリットからお話しします。

銀行が倒産したときのリスクを回避

「現金を預けている銀行が破たんしたら、現金がもどってこないのでは?」と不安になる方も多いと思います。

日本の銀行には預金保険制度の「ペイオフ」というものがあり、「預金者1人当たり元本1000万円までとその利息等」を保証して払戻すという制度です。
タンス預金で1000万円以上の現金を置いておく人はかなり少数だと思うので、大抵の場合は、銀行の破たんの回避がメリットとは言えません。

ですが、そのペイオフ制度は、預金保険制度の対象となる銀行しか適応されません。
もし、預金保険制度の対象外の銀行に預けている場合は、現金を手元に置いておけばその心配もないのでメリットといえるかもしれません。

口座凍結の心配がない

名義人の死亡届を提出した場合、銀行口座は凍結されてしまいます。
口座が凍結すれば、もちろん口座内の現金は利用できなくなります。

ごくごく近い遺族であっても、凍結した口座からすぐにお金を引き出す事はできません。
葬儀代など、急にまとまったお金が必要になる場合は大変困ります。

時間の拘束がなく、手数料が不要

銀行では、営業時間内でないと現金を引き出せないケースがあります。
また引き出したい時間が営業時間外だと、手数料が発生することもあります。

引き出す額の制限がない

銀行では多くの場合、引き出せる現金の額に制限があります。
窓口で引き出す場合は銀行印が必要だったり、何かと手間がかかります。

タンス預金はちょっと待って!デメリットもしっかり抑えておきましょう!

タンス預金のメリットを抑えたうえで、次にデメリットについてお話しします。

盗難の危険性が非常に高い

一番のデメリットはやはり盗難ではないでしょうか。

自宅保管なので、空き巣にあった際、盗難される危険性がとても高いです。
盗難されたとしても現金は補償されない場合がほとんどです。

旅行などで家を空けるとなると、旅行中も気が気でなりません。

泥棒だけではなく、ご近所の方を家にお招きしたときや、お子さんの友達が遊びにきたときも「盗まれてしまうのでは」と不安がつきまとうことになります。
遊びに来た親戚にさえ、疑心暗鬼になってしまうかもしれません。

災害が発生すると消失する

火災や地震など災害に遭ってしまった場合、タンス預金が消失してしまう可能性があります。
家ごと流されてしまえば、頑丈な金庫も意味をもちません。

火災保険や地震保険では現金は保障の対象外です。
そのため、失ってしまった現金は戻っては来ません。

出納管理が面倒

銀行でいう通帳にあたる「出納帳」を、出金・入金のたびに自分で記入しなくてはいけません。
一度記入を忘れてしまうと、どこまで記入したのかわからなくなってしまったり、管理がとても面倒です。

脱税や不正行為だとみなされる

タンス預金は、もちろん相続税の対象になります。
銀行に預けず現金を自宅保管しているとなると、脱税や不正行為だと疑われてしまう恐れがあります。

タンス預金は昔ながらの方法なので、調査員であるマルサが見落とす可能性は低いでしょう。
また、申告漏れのあと発覚すれば通常の税額より多く税金を支払うことになってしまいます。

金利がつかない

銀行で預けておくと利息が発生しますが、タンス預金は自宅で現金を保管するのでもちろん利息はつきません。
現在は金利が1%にも満たないですが、ないよりはまだ良いのでデメリットといえるのではないでしょうか。

自分以外の人が、気づかずに捨ててしまったという実例もあります!

トランクルームに現金は厳禁!?でも近い将来、もしかすると…?

このようにタンス預金にはメリットがいくつかありますが、デメリットもたくさんあります。

「盗難や災害が怖いならトランクルームに預けたらいいんじゃないの?」
そう思う人も多いかもしれません。

確かに、トランクルームにセキュリティは大切なポイントです。
特に、室内型トランクルームのセキュリティには自信をもっている会社も多いです。

しかし、トランクルームは現金を扱う銀行とちがい「手軽」というメリットがセールスポイントになる分、セキュリティを厳重にというわけにはいきません。
荷物を出し入れした人の名前と時刻を毎回記帳するなんてことになれば、手軽さとは程遠くなります。

とは言え、トランクルームの需要が高まってきたことに伴い、バイク専用、楽器専用など専門性に特化した貸倉庫が登場しています。
警備会社と契約するなどセキュリティ強化に、さらに力を入れているところも多数あります。

タンス預金の需要の高さもあり、近い将来、現金や貴重品の収納に特化したトランクルームができるかも知れません。

トランクルームのこれからの進化が見逃せません!

セキュリティや補償が拡充されれば、現金や貴重品専用トランクルームの登場も夢じゃないかもしれません!

クロネコヤマトの新サービス「宅トラ」はWEBで指示するだけ!

宅トラは宅配とトランクルームが合体したクロネコヤマトの新しいサービスです!自宅にいながら運搬と保管をWEBで指示するだけ!受け取る場所は外出先でもОK!

  • 月額4,980円から利用可能!
  • 空調完備で定温定湿の倉庫内で保管!
  • 自宅からWEBで運搬・保管の指示をするだけ!

当サイトおすすめはトランクルーム業界No.1「キュラーズ」!

キュラーズは「顧客満足度ランキング8年連続1位」の実績をもつトランクルームです!大切な荷物を預けるなら、安心して預けたいものです。まずは見学して、その目で確かめてみてください。クオリティの高さに驚くこと間違いなしです!

  • 敷金・礼金0円
  • 最新セキュリティシステムの導入
  • 即日利用・短期利用ОK
  • 美術館クラスの空調管理
  • 清潔さに自身をもつ館内