拡大する「ワイン専用トランクルーム」は、一般的なトランクルームとは根本的に違う特殊なシステム！

トランクルームといえば、不要な荷物の保管場所としての利用が一般的ですが、最近では、本やフィギュアなどのコレクションルームとして利用する人も増えました。

様々なニーズがあるなか、拡大スピードが目覚しいのがワイン専用のトランクルームです。

ワイン専用のトランクルームは、その名のとおり、ワインセラーとして利用できます。
ワイン専用なので、ワインを熟知した計算の元、厳格な温度管理ができるシステムになっています。
ただ預けるだけでなく、ワインを熟成させ育てていける特殊なトランクルームなのです。

温度管理の精密さは、一般的なトランクルームとは雲泥の差があるくらい、根本的に全く異なるシステムです。

ワイン好きで、ワインにとてもこだわりのあるお宅には、すでにワインセラーがあるかもしれません。
しかし、ワイン専用トランクルームは、特別な設計になっていることが多いので、災害時なども安心。
地震などによる停電の際も、最長１週間はワインを最適な温度を保つことができる優れた機能があるのです。

ワインを管理する小型のワインセラーもありますが、災害時には、建物全体の空調システムにもこだわりのあるワイン専用トランクルームの方が断然安心です。

繊細ゆえに管理が大変！ワインはどのくらい厳格な管理が必要なの？

ワインはとても繊細で、外的な要因に影響を受けると、その味はまるで違ったものになってしまうという、非常にデリケートな飲み物です。

初めてワインセラーを持ちたいと思った人のためにも、まず、ワインはどのくらい繊細なのか、保管に関する注意点を確認してみましょう。

温度は一定にキープするのが鉄則！

14℃前後の温度差の少ない環境が理想です。
13～15℃にキープしなければ変質するので、温度差にはとても注意が必要。
温度が高過ぎてもワインが劣化し、低過ぎてもうまく熟成されません。

湿度も重要！ワインの酸化に影響する！

湿度は65～80％が理想です。
高過ぎるとラベルなどにカビが発生し、低過ぎるとコルク栓が乾燥し、ワインの酸化を促してしまいます。

日光にも敏感！薄暗い場所で保管しよう！

直射日光はもとより、蛍光灯の光もワインを変質させるため避けた方がよいようです。
日光が当たりすぎると、不快なニオイが発生する原因に。
そのため、ワインセラーの多くは、地下にあります。
必ず、冷暗所で保管しましょう！

振動は大敵！動かさずそっと寝かせておこう！

振動はワインを変質させる原因になります。
頑丈な構造のワインセラーに保管することが望ましいです。

周りの匂いにも注意！ニオイの強いものと一緒に保管するのはNG！

ワインはコルク栓から匂いを吸収しやすいため、匂いの強いものと一緒に保管することは避けることが必須です。

ワインは、厳しい条件を守り抜き、熟成させて初めて、美味しくいただけます。ワインは繊細、かつ、管理が大変な飲み物なのです！！

ワイン専用トランクルームなら、厳しい管理条件もクリア！

ワインを保管し、熟成させていくためには、こだわりぬいた環境や温度調整システムが必要ということをおさらいしました。

繊細なワインは管理が大変ですが、ワイン専用トランクルームなら厳しい条件をクリアするための設備がすべて整っています！

とあるワイン専用トランクルームの一例を見てみましょう。

• 熱の影響を避けるため、電球はLEDに統一している
• 地震や揺れの影響を防ぐため、建物自体の耐震設計を強化している
• 加湿冷房機は、音や振動の少ないタイプを使用している

このように、温度や湿度はもちろんのこと、日光、振動、周りのニオイについても、こだわりの設計がされており、安心の環境になっています！

必要な条件すべてをクリアできるワイン専用トランクルームであれば、預けておくだけでお好みの味に熟成させていけますよ。

ワインは音や光、温度や湿度などの変化が大の苦手です。美味しく熟成していくためには、温度を一定に保つシステムや安定した環境が必要です。

ワインセラーのタイプは様々なラインナップから選択可！友人とのシェアもOK♪

ワインセラーとして利用できるトランクルームには、所蔵本数に応じて選べる大小様々なスペースがあります。

自由な空間「ウォークインタイプ」or気軽に使える「ロッカータイプ」

主には、「ウォークインタイプ」と「ロッカータイプ」の二種類があり、それぞれワインが何本収容できるかが決まっています。

ウォークインタイプであれば、セラー内にテーブルや椅子も置けるようです。
比較的自由に使える空間です。

ロッカータイプは、通路などを共同で使用しますが、リーズナブルな料金で、月々1万円台から利用できます。

ワイン愛好家の友人とシェアするのもOK

ワイン専用トランクルームは、友人同士でのシェアも可能です。
そうなると一気に身近な存在になってきますね。
ワインセラーに行くのがちょっとめんどくさく感じるときも、いつもワインを一緒に楽しむ仲間と共同で使えば、自然と足が向かっているかもしれません。

ワイン専用トランクルームと家庭用ワインセラーとの違いとは？

家庭用ワインセラーなども販売されていますが、自宅では、ワインのための理想的な環境を保つことはなかなか難しいものです。
ワインセラーを置くために、家を設計して建てたのなら別ですが、後から置くとなると、ワインに最適な環境を用意することは難しいと言えます。

まず、家の耐震が強化されているかによっても違います。
振動の多い道路沿いでしたら、ワインは日々振動の影響を受けて変質してしまいます。
日当たりも、完全に防げる位置があればいいのですが、完璧に防げる方法は、地下室などを作るほかあまり手段はありません。

ソムリエなどのプロは、季節による温度変化に合わせて細かく管理に気を配ります。
どんなにワインを愛する方でも、家庭では、なかなかそこまでできません。
美味しく熟成された最高のワインを味わうために、ワイン専用トランクルームという最高の環境を利用してみるのもひとつの手です。

ワイン愛好家に人気！ワインを楽しめるトランクルームはおしゃれなバースタイル♪

ワインセラーとして利用できるトランクルームには、友人などと語り合えるスペースがあることもあります。
ケータリングサービスなども利用でき、ちょっとしたパーティまで開催することができるようです。
ワインを愛するからこそ、預けるだけではなく、その場でも楽しめるようになっているのは素敵ですね。

ワインをたしなむのに、周りが殺風景だと気分も下がってしまいますよね。
最近では、バーのようにおしゃれな内装のワイン専用トランクルームが増えており人気沸騰中です！

その場でもワインを楽しみたい方は、物件を探す際に内装も比較検討してみてはいかがでしょうか。

フロア内にもこだわりが施してあり、照明も熱を発しにくいLED電球になっているなど、温度、湿度などの環境管理は万全です。

自宅にスぺースがない人や、お試ししたい人にもオススメ！ワインは専用トランクルームにおまかせ♪

今までにワインセラーを検討したことがある方もそうでない方も、ワイン専用トランクルームは、意外にも気軽に使える場所です。
ワイン専用トランクルームに預けておくだけで、ワインの熟成はおまかせできるのですから、管理に自信がない方には特にオススメです！

「ワインセラーが欲しいけど、自宅にスペースがない」という場合は、ワイン専用トランクルームを活用してみてはいかがでしょう？
また、ワインセラーを自宅に置く前のお試しで利用するのもありだと思います！

ワインにこだわる方こそ、厳格な管理をしてくれるワイン専用トランクルームにおまかせしてみてくださいね♪