
預けた物が破損した!補償はどこまで?トランクルームの法律と制度
預けた物が破損した場合、トランクルームはどこまで補償してくれるのでしょうか?万が一のトラブルに備え、法律(制度)ではどんな取り決めがあるのか、知っておくと安心です!
トランクルームに関する法律は、まだ確立していない!?
トランクルームは倉庫業という業種に該当しますので、倉庫業法という法律を守らなければなりません。
しかし、トランクルームの市場規模がまだ小さいため、トランクルームに限定した法律はまだ確立されておりません。
そのため、こちらの記事では“法律≒制度”と捉えていただきたいと思います。
法律として確立していなくても、制度にのっとっていろいろな取り決めが行われているので、利用者が知っていて損はありません。
万が一でも補償あり!法律の“物品の保管保証”が頼りに!
「万が一、トランクルームに預けた物が破損していたり、変形・変質してしまったりしたら、きちんと弁償してもらえるの?」
大事な物を預けるのですから、このように心配をするのは当然です。
しかし、ご安心ください♪
トランクルーム業者が守らなければならない法律には、“物品の保管保証”というものがあるんです。
トラブル時には、法律で定められた“物品の保管保証”がとっても頼りになるんですよ!
預けたときの状態のまま保管してもらえなければ、一定の補償を受けることが可能!
トランクルーム業者は「トランクルーム」と名乗っている以上、倉庫業法という法律を守らなければなりません。
例えば、倉庫業法の中には、“物品の保管保証”という決まりがあります。
“物品の保管保証”は、利用者が契約した期間中、預けたときの状態のままで保管することです。
このような法律があることにより、預けた物が預けたときと状態が変わっていた場合には、利用者はトランクルーム業者より一定の補償を受けることができるんです。
万が一、預けたものが破損したり変質してしまったりしても、法律で保護されているなら何かあっても安心ですね。
“物品の保管保証”という制度があるため、利用者は、契約した期間中に預けた物の品質に異常があった場合、トランクルーム業者から一定の補償を受けることができます。法律で保護されているので安心ですね!
それでも後を絶たないトラブルのためにできた法律や制度
いくら“物品の保管保証”というものがあっても、トランクルームが増えていく中でトラブルも増えています。
それは、一部のトランクルーム業者が倉庫業法を守らないからです。
- 掲げている料金と違う
- 保管義務を怠っている
このように悪質なトランクルーム業者との間に起きたトラブルによって、利用者が消費者センターへ相談する件数は年々増加傾向にあります。
「優良トランクルーム」は良いトランクルームを見つけるための判断材料♪
「一部の悪質なトランクルーム業者から利用者を守らなければ!」
ということで、国土交通省は信頼できるトランクルーム業者に対して、「優良トランクルーム」という認定を出すようになりました。
こちらに関しては、法律ではなくあくまで認定制度ですが、「優良トランクルーム」という認定は、利用者にとってより良いトランクルームを探すための判断材料となりますので、大いに活用しましょう!
「優良トランクルーム」の認定条件は、以下の通りです。
- トランクルームの構造基準の合格
- 倉庫管理主任者の配置
- トランクルームサービスの寄託約款を定めている
- 保管方法をきちんと明示している
- 空調、定温、定湿、防火、セキュリティを兼ね備えていることを 明示している
- トラブル発生時の相談や保管期間中の入出庫指示を受ける担当者が常駐している
これら6つの認定条件をクリアしているトランクルームであれば、国土交通省から「優良トランクルーム 認定証」が発行されます。
認定証は、窓口やパンフレットなど、たいてい利用者がわかりやすく目につきやすい場所に表示されています。
認定証には、必ず「国土交通省」の文字と「認定番号」が入っています。
類似マークにはご注意下さい。
見当たらない場合は、常駐スタッフに聞いてみる、または、ホームページで問い合わせしてみるといいでしょう。
また、国土交通省に問い合わせてみるのも有効な手段です。
まだ認定証を掲げていないところでも、上の6つの認定条件をしっかりとクリアしているところであれば比較的安心して利用できると思われます。
「優良トランクルーム 認定証」は、トラブルが起こりにくいトランクルームを選ぶ指標になりますので、これから利用される方は覚えておくといいですね。
厳しい6つの認定条件をクリアしているトランクルームは国土交通省から「優良トランクルーム」という認定をもらえます。これは、トラブルが起こりにくいトランクルームを選ぶ指標になります。
豆知識☆国土交通省の認可を受けているトランクルームの見分け方!
法律に基づくと、トランクルーム事業者には、次のような義務があります。
- 保管料などをきちんと定めて国土交通大臣に届け出をしなければならない。
- 保管料を見やすいところに掲げなければならない。
この法律に基づいて経営しているトランクルームは、例えば、「一か月2帖サイズ○○○○円」のように、料金を看板やパネルにわかりやすく表示しています。
この表示があれば、利用者はおおよその利用料がわかります。
それと同時に、国土交通省の認可を受けた適切な業者かどうかを把握することができるので、親切であるのと同時にありがたいルールですね!
つまり、逆を言えば、料金看板やパネルがなければ、違法で経営しているモグリの業者という可能性が高いのです!!
みなさん、これは、国土交通省の認可を受けているトランクルームと、悪質なトランクルーム業者を見分ける判断材料の一つになります!
ご注意くださいね!
守るべきルールを守っていないトランクルーム業者は、違法で経営している可能性が高いので注意しましょう!
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